日本酒を世界酒に。挑戦し続けるWAKAZEの洋食とも合うお酒。

WAKAZE

先日、全国各地の魅力あふれる酒蔵の杜氏をお招きして開催する、日本酒イベント「SAKE WORKS 〜蔵元とともに〜」がワインワークス南青山で行われました。今回招かれていたのは日本酒を世界に広めることを目指し、活動しているチームの「WAKAZE」の代表、稲川琢磨さん。

稲川さんのセミナーではWAKAZEのこれまでのことやこれからのこと、お酒の特徴などを伺うことができました。

セミナーの後にいただいたWAKAZEのお酒と、ワインワークス南青山の料理のペアリングについてもお伝えします。

WAKAZEとは…

「wakaze」の画像検索結果

日本酒を世界に広めることを目指し、活動をされているチーム『WAKAZE』。

『WAKAZE』の名前には、酒蔵の若手従業員を指す「若勢」と、「和の風」の意味があります。

若者の視点から、日本酒を世界に誇れる文化と育て上げて行きたいという考えで、社長稲川琢磨さんは、日本酒の未来に対する熱い思いに溢れた経営者。日本酒業界に新しい風を吹き込み、数々のメディアに取り上げられています。

稲川さんとWAKAZEのこれまでについて

WAKAZE 酒小町

WAKAZE代表の稲川琢磨さんは慶應義塾大学在学中にフランス留学を経験し、卒業後に外資系のコンサル会社に就職。留学をきっかけに、海外に日本の伝統文化を発信していきたいという想いがあったそうです。

就職して1年目の冬に、寿司屋で飲んだ日本酒の美味しさに衝撃を受けたことが、日本酒を仕事にするきっかけに。最初は5人ほどで“日本酒を世界酒に”というコンセプトでWAKAZEをチームとして作り、退職後の2016年1月に東京で会社を設立。

最初に開発したお酒はクラウドファンディングには成功したとはいえ、なかなか結果が出ず、前職の経験を活かしてコンサルの仕事をして収入を得たことも。

2016年4月に山形県鶴岡市の研究所を訪たときに熱い人たちが集まっていて、ここならなにかできるかもしれないと、移住したことが転機になります。

委託先の蔵探しやワイン樽のためのワイナリー探しも断られることが続きましたが、同じ鶴岡市の方によるSNSの拡散などがあり、酒蔵が見つかったそうです。

そして、クラウドファンデングにより開発されたお酒がORBIAとFONIAです。

WAKAZEの2大ブランドの特徴

「ORBIA(オルビア)」洋食とのペアリングを楽しめる、オーク樽熟成の日本酒

ORBIA

「洋食とペアリングするための日本酒」をコンセプトに開発。ラテン語で”世界”を意味するORBISと、”和”の意味を込めたAを組み合わせた造語が「ORBIA」の由来です。

お米由来の自然な酸味と甘みを強く引き出すことで、洋食の油脂分やソースの強さに負けないボディの強さを実現しています。

また、ワインに使用されていたオーク樽で2ヶ月間熟成させることで、お酒にフルーティーで芳醇な香りに。

「FONIA (フォニア)」:和のスパイス、柑橘、ハーブが華やかに薫るお酒

「FONIA (フォニア)」の画像検索結果

和の柑橘やハーブをただ混ぜたのではなく、日本酒の ”発酵中に入れる” ことで生み出される、米由来のお酒の味わいや香りとの素晴らしい調和が大きな特徴。

「FONIA」の名前はラテン語で”調和”を意味する「sinfonia(シンフォニア)」という言葉の後ろをとった造語が由来となっています。

7月に酒蔵をオープンさせたWAKAZEのこれから挑戦したいこと

WAKAZE 酒小町

今年の7月に東京の三軒茶屋に自社の醸造所とバーを併設させた、SAKEブルーパブ「WAKAZE三軒茶屋醸造所/Whim Sake & Tapas」をオープンさせ、今はフランスのパリで酒蔵を造ることに向けて動いているというWAKAZE。

そんな着実にステップアップしているWAKAZEが先々でやってみたいことは、一般向けに自分の好きな原料を選んで作れる“発酵”アトリエや、飲食店や小売店向けの提供サービスとして、オンラインで原料などが選べる“カスタム日本酒醸造”

「表現の自由を追求し、日本酒を世界酒にする歴史に名を刻む偉大なメーカーに」ということを長期的なビジョンで考えていらっしゃるとのことでした。

そんなWAKAZEのお酒とワインワークス南青山の料理をいただいてペアリングを堪能してきました。

 

ワインワークス南青山の料理×WAKAZEのお酒

・オリーブ・バルサミコのサラダ × SORRA
サラダ,酒小町

すっきりとした酸味がバルサミコソースと相性ばっちり。SORRAは天空をイメージした食前酒。柚子と山椒、檸檬の組み合わせなのに香りはまるでライチのような爽やかな香り。サラダを食べてから飲むことで、花開くようにキリッとした味が引き立つお酒です。

・さんまのコンフィ × TERRA
酒小町

大地をイメージしたTERRAはラム肉などクセのあるお料理に合わせることが多いですが、今回は脂がのった今が旬のさんまと一緒にいただきました。お米は無肥料、無農薬の亀の尾を使用。さらに生姜、山椒、柚子を使い、こだわりがたくさんつまってます。

・アンガス牛のステーキ × どぶろく
酒小町

アメリカ産アンガス牛のステーキはごま味噌だれと、どぶろくでいただきました。WAKAZEのどぶろくは、オレンジピールの爽やかな酸味とお米のとろける食感が楽しめる、まさに食べるお酒。白麹を用いた飲みやすく、人気の1本です。

・レモンパスタ × GAIA
レモンパスタ,酒小町

地球をイメージして造られたGAIA。酸味、甘味、旨味のバランスが取れた濃厚なお酒で、濃厚なレモンクリームソースのパスタとの相性が抜群。パスタに乗せられたレモンピールもいいアクセントになっていて、特に女性から人気です。

・チョコレートアイス マスカルポーネチョコソースかけ × LUNA

ラストはマスカルポーネ入りのチョコレートソースかかかったチョコレートアイス。甘いデザートには、甘みのあるLUNAを。

LUNAはラテン語で月を意味しています。デザートにはもちろん、フォアグラや焦がしバターを使った料理などと合わせるのがおすすめです。

WAKAZE

事前にお酒とお料理の組み合わせがしっかりと決められていたことで、1番美味しいいただき方ができたのではないかと思います。料理を食べる前と食べた後で、お酒の風味も異なったのが新たな発見でした。

WAKAZE 酒小町

みなさんもぜひ、洋食と一緒にWAKAZEのお酒を飲んでみてはいかがでしょうか。

現在2019年には、単身でパリに乗り込んで酒蔵をつくる挑戦を続けていらっしゃるそう。その奮闘記はこちらから確認できます。WAKAZEの次に進んでいく姿、ぜひご覧になってください!

【特別連載】食の都・パリで酒蔵を創る! 日本酒ベンチャーWAKAZEの挑戦をリアルタイムに!

また、そんなWAKAZEのプロジェクトをクラウドファンディング「Makuake」から支援することも可能です!ぜひ、チェックしてください!

  • WAKAZE世界展開プロジェクト第一弾!今年の夏フランス・パリに酒蔵を立ち上げます
  • 南仏・カマルグで栽培されるジャポニカ米と欧州特有のミネラルたっぷりな硬水でお酒を醸します
  • 初回醸造酒はMakuake限定で日本国内に逆輸入し、皆様にお届けいたします

クラウドファンディング:パリで醸す初回醸造酒をお届け!WAKAZEが今年の夏パリに酒蔵を立ち上げる

WAKAZE 酒小町

 

株式会社WAKAZE
住所:
鶴岡オフィス(本社):〒997-0015 山形県鶴岡市末広町5番22号 マリカ西館2階201号室
東京オフィス : 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂1-15-12 セントラルビル301
FAX番号:0236-06-5324
代表:稲川 琢磨(代表取締役社長)
Web:http://wakaze.jp/index.html
Twitter:WAKAZE

企画:ワインワークス南青山、酒小町
場所提供:ワインワークス南青山
聞き手:伊藤美咲卯月りん金子摩耶
テキスト:伊藤美咲
編集:金子摩耶
撮影:中嶋桃子

伊藤美咲

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