日本酒の新しい飲み方をご提案!酒小町 × 山城屋酒造 Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクト 参加レポート

寒さも日毎に増していき、今年も暮れようとしてる、12月の週末。
酒小町は、創業400年「山口」の歴史と歩みつづけている山城屋酒造が、 “日本酒の飲み方にイノベーションを起こす” ために取り組んでいる【Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクト】に参加しました。
私たちなりに素敵な日本酒の新しい飲み方を考えるべく、楽しみながらも懸命に取り組んだ模様をレポートします。
【Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクト】とは?
Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)とは、日本酒の新しい飲み方です。
自らの手で ”乍酒” を作り出す楽しさとともに、誰かの「美味しい」の言葉から嬉しさを味わい、自分の楽しさや嬉しさを大切にする、ご自愛にも繋がる素敵な取り組みです。
その背景には、社長を務めていた弟の展一(のぶかず)さんが急逝し、姉の朋香さんが「400年の歴史を絶えさせるわけにいかない」と実家を継いだものの、伝統と歴史ある酒蔵の苦悩に苛まれながら過ごした日々が関わっています。
その中で、自分が作ったお酒を「美味しい」といってくれた言葉に嬉しさを覚え、その体験の “喜び” を共有するためにプロジェクトが立ち上がりました。
山城屋酒造は、私たちが作った ”乍酒” を世の中に広めると同時に、その ”乍酒” を生み出した楽しさや嬉しさも大切にしてくれます。
現在、2021年1月29日(金)まで日本酒の飲み方にイノベーションを起こすため、日本中から新しい飲み方のアイディアを募っています。
あなたも Sa”k”ke = ”乍酒” に応募してみてはいかがでしょうか。
現代に蘇った『純米吟醸 杉姫 鴻城乃誉(こうじょうのほまれ)』
今回、【Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクト】に使用した日本酒は、山城屋酒造より提供していただいた『純米吟醸 杉姫 鴻城乃誉(こうじょうのほまれ)』。
山口市阿東の契約農家が栽培する化学肥料不使用のお米と、山口市三名水「柳の水」の伏流水から生まれた、ふくよかな香りとコクのある味わいが楽しめるお酒です。
こちらは展一さんが生前に、昭和初期まで作られたとされている『鴻城乃誉』という日本酒を独自研究し、山口の日本酒の魅力を伝えたいという思いから、周南市にある酒蔵の協力のもと復活させました。
今回、先代の展一さんが蘇られせてくれたお酒をメインにし、山城屋酒造より販売されている他酒類も試しながら、プロジェクトに参加しました。
酒小町×山城屋酒造 Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクト
ここで、酒小町メンバーが編み出したSa”k”ke = ”乍酒”をご紹介します。
フルーツを入れてさっぱりを楽しめる”乍酒”
ガラスのお猪口に氷を入れ、ライムで香りを出して、日本酒を飲みやすくしました。
こちらは小さなグラスに注いだ日本酒に、トマトジュースとライムジュースを加え、グラスのふちにライムを添えた、お洒落なカクテルを彷彿とさせた乍酒です。
お猪口にメロゴールド一房を入れ、浸かるぐらいにお酒を注ぐ、ライムをちょこんと添えて、さっぱりした味わいが楽しめる逸品。
グラスに注いだ日本酒に、柑橘系果肉(メロゴールド、スウィーティ、オレンジ)をたっぷり入れ、日本酒独特の香りを柑橘系の香りで爽やかにし、甘いカルピスとしゅわしゅわする炭酸で割って飲みやすくしました。
赤いいちごとりんごのフルーツを入れ、いちごのカルピスで日本酒を割り、お猪口のふちには緑のライムを添えられた、可愛いに全振りしたという乍酒。緑色と赤色が補色になっているのがポイントですね。
食材やスパイスを入れてしょっぱいを味わえる”乍酒”
日本酒に練乳、栗の渋皮煮、ブラックペッパーを入れ、練乳の優しい甘みと黒胡椒のピリッとした辛みが楽しめます。
シンプルに梅干しと枸杞の実を入れ、酸っぱいながらもクセになる味わいを再現。
こちらは日本酒に生姜の甘酢漬けをいれ、レモスコを少し加えて、しょっぱい系のカクテルにした乍酒です。
トマトジュース、ターメリック、クミン、ナツメグ、チリペッパーでカレー風味にし、スパイシーな味わいが楽しめる逸品です。
お猪口の底に塩昆布を沈めて、酒:豆乳を1:1で割り、まるでお酒の枠を越えて、お料理のような味わいが楽しめる乍酒です。
一足早いお正月を感じられる”乍酒”
KURANDのTwitterでもバズっていた雪見だいふくと日本酒の組み合わせ。そこにあたたかいぜんざいを加え、スイーツとしても美味しく、一足早いお正月を満喫できた乍酒です。
オンラインでも”乍酒”を楽しむメンバーたち
https://twitter.com/natsu_ishi/status/1340672885015289857?s=20
https://twitter.com/gomachanIK/status/1340512899987505152?s=20
最後に…
今回、酒小町メンバーと感想や意見を交わし、楽しみながらも懸命に取り組んだ、Sa”k”ke = ”乍酒” (サッケ)プロジェクトへの参加とともに、酒小町代表・卯月りんさんのお誕生日と、2周年を迎えたお祝いをしました。
酒小町はこれからもコロナ禍に負けずに、日本酒の魅力を楽しく伝えていくことに尽力し、酒蔵の力になれる取り組みを企画していきたいと思います。
2021年も、どうぞよろしくお願いいたします。
※本イベントは新型コロナウイルス感染症対策をしながら開催しました。