日本酒とデジタル名刺で出会いを味わう!「酒蔵×プレーリーカード」コラボイベントを開催!

プレーリーカードと酒蔵のコラボイベント

2025年5月、渋谷にあるオープンスペース「GUILD community space」にて、 「酒蔵さんと一緒に日本酒とコミュニケーションを楽しむ会」を開催しました。

今回は新しい日本酒イベントの試みとして、デジタル名刺ツール「プレーリーカード」とのコラボ企画を実施。

日本酒とデジタル名刺を介して交流する、あたたかい夜になりました。

ゲストとして酒蔵や日本酒関連メーカーのスタッフさんも参加し、商品の魅力を存分に語っていただきました。

日本酒の奥深さと、人と人とのやさしいつながりが交差したイベントの様子を、レポートでお届けします。

“ピッ”とつながる、新しい名刺のかたち

プレーリーカードでお互いに自己紹介を行う、日本酒イベントの参加者たち

今回コラボしたデジタル名刺「プレーリーカード」は、スマホをかざすだけで情報交換ができる新しいコミュニケーションツール。わかりやすい操作性で、初めての方でも簡単にお気に入りのカードとプロフィールページが作れてしまいます。

QRを読み込む手間すらなく、“ピッ”のひと動作で完結するスマートさに、初めて使う人たちからも「すごく便利…!」という声があがっていました。

プレーリーカードの特徴は、その手軽さだけではありません。氏名や所属にとどまらず、各種SNSやWebアプリと連携して、自分の「好き」を共有できる自由度の高さがポイントです。

お酒とデジタル名刺の力で、あっという間に打ち解ける参加者

お互いにお酒を注いで打ち解ける、日本酒イベントの参加者たち

日本酒×デジタル名刺という異色のイベントだけあって、参加者のバックグラウンドも様々でした。

日本酒が好きな方はもちろん、プレーリーカードに関心があってきた方、 「なんだか面白そうだから来てみた!」という方まで。

19時半を迎え、スタッフの音頭を受けて乾杯する参加者たち。

初対面同士の人が多かったにもかかわらず、プレーリーカードを介して自己紹介し、日本酒を飲み交わすうち、気が付けばどのテーブルも笑い声であふれていました。

プレーリーカードで広がる酒蔵・ブランドの想い

イベントで提供された商品。日本酒アイスクリーム「SAKEICE」、たからやま醸造および千歳盛酒造の日本酒

この日のイベントには、個性豊かな酒蔵やブランドが登場。

酒蔵やメーカーのスタッフさんたちもプレーリーカードを使い、商品に込めた想いを存分に語ってくださいました。 

ここからは、今回紹介された商品やブランドについて紹介していきます。

その年ごとのお米の味わいを届ける。たからやま醸造(新潟県)

新潟県のたからやま醸造さんは、明治18年創業の小さな酒蔵で、創業以来、規模を拡大せずに手造りの日本酒を届けてきました。「ここにしかない日本酒をつくる」ことを追い求めて、常に挑戦を続けています。

会場には、営業担当の若松秀徳さんが直接来場し、酒づくりへの想いや、味の違いがどう生まれるのかなどを丁寧に語ってくださいました。

たからやま醸造・営業担当の若松さん

そんなたからやま醸造さんから今回提供されたのは、「TAKARAYAMA 米袋ラベル 新之助」。

新潟県産のブランド米「新之助」を贅沢に使った純米酒で、米農家との契約栽培によって届けられる “米袋シリーズ” の一本です。精米歩合や製法は毎年調整されており、その年ごとのお米の表情を味わえるのも特徴。

圧をかけず、ゆっくり丁寧に搾ることで、雑味のない、やさしい口当たりに仕上げられています。

食用米ならではの旨味がやわらかく広がり、日本酒に詳しくない方からも「飲みやすい!」と好評の1本でした。

たからやま醸造の銘柄、「TAKARAYAMA 米袋ラベル 新之助」

蔵人5人で「小さく大事に醸す」 千歳盛酒造さん(秋田県)

明治5年創業した秋田県鹿角市の千歳盛酒造さんは、「小さく大事に醸す」をモットーに、蔵人5人がすべて手仕込みで丁寧な酒造りを続けている蔵です。

クマ猟などで知られるマタギ文化が根付く鹿角は、きりたんぽ鍋発祥の地としても知られています。そんな土地の暮らしや風土が、お酒の味わいにもやさしくにじんでいるようでした。

今回紹介されたのは、個性の異なる2種類。

千歳盛酒造の銘柄、「地底の神秘|熟成大吟醸」

1本目は、「地底の神秘|熟成大吟醸」。

秋田・尾去沢鉱山の坑道で、3年間熟成された大吟醸酒です。スモーキーな香りと濃厚な旨味、まろやかな口当たりが特徴で、会場では、「ウイスキーみたいに食後酒として楽しみたい」という声も多く聞かれました。

もう1本は、「二醸酒|貴醸酒タイプ」。

 “酒で酒を仕込む”貴醸酒製法による、とろりと甘く、上品な味わいの日本酒です。

冷やしても常温でも楽しめて、チョコレートやブルーチーズとのペアリングもおすすめ。

スタイリッシュなラベルも見ごたえがあり、つい写真を撮りたくなる一本でした。

日本酒とアイスクリームの融合。大人のデザート「SAKEICE」

アイスクリームの中に日本酒を混ぜ込んだ大人のデザート、「SAKEICE(サケアイス)」。

ひんやりとした甘さの中に、ふわっと広がる日本酒の香り。日本酒が好き、アイスが好き、どちらを入り口にしても楽しめる独特の味わいでした。

日本酒アイスクリーム「SAKEICE」

今回のイベントには、開発元である株式会社えだまめの代表取締役・成田博之さんが来場。SAKEICEが生まれた背景や独自の製法について、存分に語っていただきました。

日本各地の美味しい日本酒を使いながら、新しいフレーバーを次々と開発中だというSAKEICE。銘柄ごとの香りや旨みがしっかり感じられるのが魅力で、今後の展開にも期待が高まります。

「SAKEICE」を提供する株式会社えだまめの代表取締役・成田博之さん
「SAKEICE」を食べながら談笑する参加者たち

伝統とテクノロジーが交わった、温かな夜

デジタル名刺と酒蔵がコラボした今回のイベント。手軽につながるコミュニケーションツールと美味しい日本酒の力で、初対面同士でもあっという間に距離が縮まる和やかな夜でした。

酒蔵やメーカーの皆さんのプレゼンからは商品に込めた想いが伝わり、もあり、一人ひとりがより日本酒に親しむきっかけにもなりました。

日本酒にもっと親しめる場所、酒小町でお待ちしています

20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。

「日本酒好きのあそび場」をコンセプトに、年齢も職業もバラバラの個性豊かなメンバーが混ざって乾杯する憩いの場。飲み会以外にも、日本酒について学んだり、自分たちであそびを企画したり……誰もが自分らしく楽しめるようなサードプレイスをつくっています。

『酒小町』は、毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集開始時にはLINEアカウントでお知らせをしているので、ぜひ登録して続報をお待ちください!

今回紹介した商品や酒蔵店舗など

▼たからやま醸造株式会社
住所:新潟県新潟市西蒲区石瀬1380
HP:https://takarayama-brewery.co.jp/

▼千歳盛酒造株式会社
住所:秋田県鹿角市花輪字中花輪29
HP:https://chitosezakari.jp/

▼株式会社えだまめ(SAKEICE)
店舗住所:東京都中央区八重洲2-1-1 YANMAR TOKYO 1F
本社住所:東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー18階
HP:https://sakeice.jp/

▼株式会社スタジオプレーリー(プレーリーカード)
住所:東京都渋谷区広尾1-11-2-305
サービスサイト:https://prairie.cards/

酒小町制作メンバー

執筆:酒小町編集部
編集:渡眞利 駿太(Xnote
イベント企画: 大久保 崇(X
        卯月 りん(XInstagramnote) 
        渡邉 真菜(X / Instagram
撮影:渡邉 真菜(X / Instagram

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