レトロな日本酒『ふなぐち』をアラサー女子が初体験!2024年『にいがた酒の陣』で50周年記念の限定酒が新発売
新潟県の老舗酒造メーカー・菊水酒造より、黄色いアルミ缶酒『ふなぐち』の発売50周年を記念して『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』が登場!
日本最大級の日本酒イベントのひとつ『にいがた酒の陣』にて先行発売された限定酒を、酒小町のメンバーが実際に試飲してきました。
新しいふなぐちの魅力や特徴、イベント当日の様子をお届けします。
新潟が誇る老舗酒造メーカー『菊水』
菊水酒造は、日本有数の酒処・新潟県の中でも北部に位置する新発田市に蔵を構えます。1881年(明治14年)に創業し、140年以上もの歴史を持つ老舗酒造メーカーです。
そんな菊水酒造が誇る看板商品といえば、アルミ缶に入った日本酒『ふなぐち』。
お酒を搾る際に使用する大きな器物「酒槽(ふね)」の口から流れてくる搾りたての清酒を、菊水酒造では『ふなぐち』と呼んでいました。
このことが、商品名の由来となっています。
ふなぐちシリーズは、どれも搾ったあとに火入れ・加水をおこなっていない生原酒。
デリケートで鮮度を保つのが難しいとされていた非加熱の生原酒を、日本酒業界で初めてアルミ缶で販売することに成功しました。
コンビニやスーパーで手軽に買える本格的な日本酒として、1972年の発売から50年以上、多くのファンに愛されています。
アルコール度数は19度と強めなお酒ではありますが、フルーティな香り・しっかりとした旨味が感じられるため、非常に飲みやすいのが魅力。
そのまま飲むのはもちろん、カクテルなどにアレンジするのもおすすめです。
レトロなパッケージが特徴の『ふなぐち』を、酒小町メンバーが初体験&飲み比べ!
レトロな雰囲気漂うパッケージが特徴の『ふなぐち』。
コンビニなど身近な場所でよく見かけるものの、いわゆる「アラサー女子」である私たちにとっては「お父さん世代が飲んでいるお酒」というイメージが強く、手に取る機会はありませんでした。
今回、菊水酒造より新商品発売のご連絡をいただいたことを機に、ふなぐちシリーズを初体験。
まずはレギュラー商品の中から『菊水ふなぐち』『菊水熟成ふなぐち』『菊水薫香ふなぐち』の3種を飲み比べてみました。
まずは、1番ベーシックな商品といえる、黄色い缶の『菊水ふなぐち』。
蓋を開けると、フルーティで華やかな香りが一気に広がります。
パッケージの「アルコール19度」という記載を見て「アルコールの匂いが強いのかな?」と心配になりましたが、フレッシュな香り・コクを感じられ、想像以上に飲みやすい印象でした。
赤い缶の『菊水熟成ふなぐち』は古酒を思わせるような甘味、酒粕焼酎を使用した『菊水薫香ふなぐち』はより豊かな日本酒らしい香りを感じられます。
販売価格は取扱店舗によって異なるものの、300〜400円台で購入できることが多いふなぐちシリーズ。
「この金額で、こんなにクオリティの高いお酒があったなんて!」と驚きました。
今まで手に取って来なかったことを、少し後悔してしまったほどです。
多くのファンから「コンビニ最強酒」と称えられている理由が、よく分かりました。
いざ、『にいがた酒の陣』へ!限定醸造『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』を試飲
『にいがた酒の陣』にて初お披露目となった『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』。
その味をいち早く確かめたく、新潟まで足を運びました!
『にいがた酒の陣』って?
『にいがた酒の陣』とは、新潟県酒造組合が開催する日本最大級の日本酒イベント。
2004年よりはじまり、今年で20周年を迎えました。
ドイツ・ミュンヘンで行われている伝統的なビールの祭典『オクトーバーフェスト』をイメージし、新潟県の食と地酒を楽しむことをテーマに開催しています。
毎年、チケットは発売開始から早々に完売!
新潟県内の約80蔵が出展し、各酒蔵のお話を聞きながら、500種類を超える日本酒を試飲・購入できます。
全国から集まった日本酒ファンの熱気と造り手たちの熱い想いが混ざり合い、毎年すさまじい盛り上がりを見せているイベントです。
『にいがた酒の陣』で先行発売の『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』を飲んでみた
いざ会場に足を踏み入れると、まるでテーマパークにやって来たかのような人だかりが!
歩くのもままならないほどですが、人混みをかき分け、菊水ブースを目指します。
『菊水ふなぐちスパークリング』の着ぐるみを着たふなスパ係長を目印に、なんとかブースにたどり着きました。
ブースの最前列には、噂の新商品『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』がズラリ!
高級感のあるシャンパンゴールドのパッケージも目を引きます。
菊水酒造の社員の方にお酒の説明を聞きながら、さっそく試飲・飲み比べをさせていただきました。
どのお酒もそれぞれ個性があって美味しいですが『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』は大吟醸酒ということもあり、特に香りが華やか。
果物を思わせるようなフレッシュな香りが漂い、アルコール度数は高いものの、ツンと刺激するようなアルコールの匂いは感じられません。
同シリーズの中でも、もっとも飲みやすい印象でした。
「大吟醸ふなぐち、ください!」というお客さんが後を絶たず、山積みだったお酒の缶があっという間に消えていきました。
発売50周年感謝 限定醸造『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』
『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』は、業界初となるアルミ缶入生原酒『ふなぐち』の発売50周年を記念して造られた、限定醸造酒。
ふなぐちシリーズの伝統的なパッケージを受け継ぎつつ、シャンパンゴールドに輝く限定デザインに仕上がっています。
「ふなぐちを超えるふなぐちを求めて」をコンセプトに、従来のふなぐちシリーズよりもさらにお米を磨き上げ、精米歩合は50%。ふなぐち史上初の大吟醸酒です。
従来のふなぐちよりもスッキリとした飲み心地でありながら、しっかりとした飲みごたえも感じられます。
生原酒ならではの旨味をより味わえるよう、しっかりと冷やして飲むのがおすすめですが、氷を入れたりほかの飲み物と割ったり、アレンジは自由自在!
メーカー側から「こうやって飲んでみて!」と強くおすすめするのではなく「皆さんの思いおもいの楽しみ方を見つけてほしい」というのが、菊水酒造流。
ほかのふなぐちシリーズと飲み比べをしたり、おつまみとのペアリングを楽しんだり、少し凍らせてシャーベットのようにしたり……。
お気に入りの飲み方を見つけたら、ぜひ「#ふなぐち」を付けて、SNSなどで教えてくださいね。
▼商品詳細はこちらから
菊水酒造オンラインショップ
今しか飲めない味を、ぜひ楽しんでみて
『菊水大吟醸生原酒ふなぐち』は、『にいがた酒の陣』で先行発売された後、現在は全国のスーパーなどで数量限定で販売中!菊水酒造のオンラインショップでも購入可能です。
今後の醸造予定はなく、このタイミングを逃すともう二度とお目にかかれないかもしれません。
今しか味わえない特別な日本酒を、ぜひ楽しんでみてくださいね。
今回取材した酒蔵
菊水酒造株式会社
住所:〒957-0011 新潟県新発田市島潟750
電話番号:0254-24-5111
Web:https://www.kikusui-sake.com/home/jp/
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