人気銭湯・小杉湯とコラボして『酒小町甘酒フェスト』を開催!
奇跡のコラボ!
先日、酒小町と高円寺の超人気銭湯・小杉湯とのコラボ企画で『酒小町甘酒フェスト vol.01』というイベントが催されました。
小杉湯の魅力はあふれるほどありますが、端的にいえば熱湯と水風呂の往復が最高な「交互浴の聖地」なのです。
僕は大のサウナ好きなのですが、小杉湯を知ってからはサウナ好きにも「良質なととのいを得たかったら小杉湯に行くべし!」と言うほど惚れ込んでいます。
そんな小杉湯とコラボして、甘酒の試飲販売や酒粕風呂を実施するというのだから、期待が高まらないわけがありません。
「甘酒は入浴後に飲むべし」と知る!
さて、本題のレポートに入りますが、「せっかくならベストなタイミングで甘酒を飲んで甘酒フェストを満喫したい!」と思い、小杉湯へ向かう道中に甘酒の予習を行いました。
皆さんのイメージとして、なんとなく甘酒の効果は「体に良い」とか「体が温まる」とかが浮かぶのではないかと思いますが、それがどういう理屈で成り立っているかは知らない人が割と多いのではないでしょうか。
ざっくり言うと、甘酒には糖類・アミノ酸、そしてビタミンB群が豊富に含まれており、それらが代謝を高めてくれたりするから体に良いし、血行促進で体も温まるということなんですね。
ここで大事なのが「ビタミンB群は水に溶けやすい性質である」ということで、摂取してすぐに汗をかくと体に吸収されずに汗と共に外に出てしまうんです。
だから、汗をかく入浴の後に飲むのが効果的なんですね。
入浴前から誘惑がいっぱい!
そんなことを調べているうちに高円寺に着き小杉湯に向かうと、店からちょっと離れた道からもう酒粕の甘い匂いがわずかに漂ってきていました。匂いの元に吸い寄せられるようにしてお店に着きます。
店外には試飲販売ブースが設置されており、カウンター横にも販売用の商品があり、甘酒専用の冷蔵庫、更には冷凍庫に日本酒アイスと甘酒スムージーもあるという充実の設営になっていました。
休憩所では入浴後のお客さんが甘酒を飲んだりアイスを食べていたりする光景が見られて、イベントが好評を得られている様子を早くも体感できました。お風呂に入る前から気持ちの高まりを抑えられません。
脱衣場に入るとさすがは小杉湯、土曜のちょうどお昼頃なのにたくさんのお客さんがいましたが、後でスタッフさんに聞いたところによるとそれでもオフピークだったそうです。(土日の昼は比較的落ち着いているのだとか)
酒粕の香りに包まれた充実の入浴タイム!
そして、浴室のドアを開けると、ふわっと広がる酒粕の良い匂いが出迎えてくれました。アルコール臭は全くなく、やさしくスッキリした甘い匂いでとても心地よい。
壁には今回提供する甘酒と製造元の酒造さんを紹介する掲示物が張られており、更には試飲会のレポート記事や酒小町の紹介、甘酒講座の冊子も防水加工をして用意されていました。
多くの方がお風呂に入りながら掲示物を眺めたり冊子を手に取ったりと、興味を示してくれていたのはとても嬉しかったです。
元々、小杉湯は井戸水に特殊なシステムで加工した回帰水を利用しているのでいつもお湯がなめらかなのですが、今回はさらになめらかさがプラスされてるように感じました。
お湯にとろけてほてった体を冷ますために水風呂に入ると、相変わらず最高の水質で永遠に入っていられる心地よさでした。頭を置く後ろに小窓があって、そこから吹き込む冷たい風が頭を撫でてくれたのもたまらなかったです。
人気のミルク風呂もいつもながらの良い匂い&つるつる感でうっとりしてしまいました。
充分に交互浴を満喫した湯あがり、レンタルしたバスタオルの肌触りがまたたまらなく気持ち良い。イケウチオーガニックというブランドの高品質な今治産バスタオルで、その快適さの虜になってしまう人はとても多いのです。
洗面エリアにはアメニティが豊富で、銭湯なのに男湯側にも化粧水・乳液があるのが大変ありがたいです。個包装の綿棒まで用意されている周到さには脱帽です。
個性豊かな甘酒の試飲に舌鼓!
さて、そして脱衣場を出ていよいよ甘酒の試飲です。今回は販売が4種類、試飲が3種類とありそれぞれ飲んでみましたが、どれも個性があって飲み比べが面白い!
甘みが特徴的な花の舞、後引きの良い千代むすび、酒粕が香るKIKKA、日本酒的なお米の香りでスッキリの宝山とどれも美味でした。
試飲ブースには色んな方々が関心をもって覗いてくれていて、常に大勢の人で賑わっていました。
「甘酒にはアルコールが入っている」と思って最初は試飲を敬遠する方がそこそこいたのは意外な反応でしたが、実際はアルコールが0%であることを知ると皆さん飲んでくれました。
あとは、甘酒には「米麹甘酒」と「酒粕甘酒」の二種あるということを知らない方も多かったですね。皆さん甘酒の知らなかった知識に感心したり、甘みや風味の違いを感じながら楽しんでくれている様子でした。
台湾出身の若い女性も甘酒にチャレンジしてくれていたのは特に印象的なひとコマでした。
次回開催を熱望!
そんなこんなで盛況を見届けて帰宅したのですが、驚いたのは本当に体のぽかぽかが一日中続いたことで、極めつけとしては就寝後の夜中に暖かすぎることが原因で目が覚めてしまいました。
それくらい持続したのは交互浴の賜物なのか、酒粕風呂なのか、甘酒を飲んだことなのか要因が多すぎて特定できないですが、それくらい効果がすごかったです。
vol.01と銘打ってあったということは、「もしかしたらvol.2があるのでは」という可能性を感じさせてくれます。このレポートで興味を持って下さった方々がSNSなどで声を上げて下さると、実現する可能性が高まるかも?
それは定かではないですが、個人的には抜群の組み合わせだったのでぜひ次回の開催も大いに期待したいところです!
コラボ銭湯
小杉湯(高円寺)
https://kosugiyu.co.jp/
提供酒造
花の舞酒造株式会社
https://hananomai.co.jp/
千代むすび酒造株式会社
https://www.chiyomusubi.co.jp/
株式会社doki doki
http://doki-2.com/
宝山酒造株式会社
https://takarayama-sake.co.jp/
酒小町制作メンバー
執筆:やのしん(Twitter/note)
企画・ディレクション:いわばみずき(Twitter)
撮影:まな(Instagram)
編集:べーさん(Twitter/Blog)
甘酒記事監修:ダイゴ|社会福祉士×唎酒師・日本酒学講師=Sake Social Worker(note)
グラレコ:山脇 英明 (やまちゃん)(Twitter/Instagram)
日本酒コミュニティ「酒小町」
「酒小町」は、20代から30代のメンバーで構成されているコミュニティです。
お酒好きをキッカケとして入ったメンバーが、職場や家庭では出会えないメンバーと出会ったり、自分の得意なことに気づけたり、自分のやってみたい!を叶える企画を立ち上げたり、凹凸を補いあいながらチャレンジできる場所として、ひとりひとりが楽しめるコミュニティになっています。
もちろん、お酒の知識は必要ありません
テーマは、お酒やお酒の場が好きな人が、みんなで楽しく飲むことで、酒蔵さんにも喜んでもらえて全員winwinなハッピーになることです。
毎月1日〜10日の期間にメンバー募集をしています。募集時にお知らせをするLINEアカウントがあるので、気になった方は登録いただけると嬉しいです。
初月は無料なので、ぜひ遊びにきてくださいね!
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