【白鶴酒造×酒小町イベント】 日本酒を味わいながら「別鶴」プロジェクトの想いに触れた夜

別鶴イベントのシーン


白鶴酒造の若手社員の方々をお招きして「別鶴」プロジェクトについてお聞きするイベントがオンラインで開催されました。立ち上げのきっかけや商品に込められた想いをお伺いしながら、プロジェクトで完成した日本酒を楽しむ「別鶴な夜」の様子をお届けします。

まずは、乾杯タイムから!

別鶴イベントで乾杯をするシーン

白鶴酒造の「別鶴」主任プロジェクトリーダー・佐田尚隆さんをはじめ、梶原さん、赤澤さん、塩谷さん4名がイベントのゲストとしてお越しくださりました。

白鶴酒造のみなさんの自己紹介を終え、乾杯タイムへ。乾杯は「別鶴」プロジェクトで完成した3種類の日本酒から、飲みたいお酒をひとつ選びました。佐田さんのご発声で、日本酒を味わいながらイベントが始まりました。

ファシリテーターは、利酒師の資格を持つフリーアナウンサーの石川奈津紀さん。それでは早速「別鶴」プロジェクトのお話を聞く「別鶴な夜」の開催です!

そもそも「別鶴」プロジェクトとは?

別鶴プロジェクトのコンセプトを紹介するシーン

「別鶴」プロジェクトは、佐田さんを中心とした白鶴酒造の若手社員10名が立ち上げたプロジェクトです。プロジェクトのメンバーは、開発や企画などさまざまな部署から人を集めて結成されました。

プロジェクトのコンセプトは「日本酒をもっとおいしく、もっと楽しく、もっと身近に」。若者の日本酒に対する、堅くて敷居が高いイメージを変えたいという想いが込められています。

別鶴プロジェクトの立ち上げのシーン

「別鶴」プロジェクト立ち上げのきっかけ 

日本酒業界への危機感から「何かできることはないか?」と思ったのがはじまりだそうです。

日本酒業界の現状を説明するシーン

年々、日本酒を飲む方は減少していて、2016年には最盛期の3分の1以下に。メインユーザー世代は高齢化が進んでいます。日本酒の需要が下がる現状を変えたいと佐田さんをはじめとする若手社員が立ち上がりました。

プロジェクト立ち上げの苦労

白鶴酒造は歴史ある酒造だからこそ、新たな取り組みである「別鶴」プロジェクトは認めてもらえない日々が続いたそうです。「若手だけで何ができる」と厳しい声があったり、上司へプロジェクトの相談に何度いったりしても断られたそうです。それでも佐田さんは諦めませんでした。

そして佐田さんの「日本酒の魅力を若い世代に届けたい」という熱い想いは、上長の心を動かしました。佐田さんのプロジェクトに懸ける熱量に驚き、チャンスを与えたいと思いはじめたそうです。そうして、なんと1年かけてプロジェクトの社内承認に至りました。

酒小町のメンバーからも、佐田さんの熱意に感動する声が多く上がりました。

完成した日本酒のデザインと商品名に込めた想い

別鶴プロジェクトで完成したお酒を紹介するシーン

「別鶴」プロジェクトで完成した日本酒がこちらの3種類。爽やかな酸味が味わえる「木漏れ日のムシメガネ」、柑橘の香りとほろ苦さが際立つ「陽だまりのシュノーケル」、まったりとした甘さの「黄昏のシュノーケル」です。

商品名は「飲んでほしい風景」と「覗く」道具を合わせたそうです。3つの商品名に絞るまでに、300個ほど色々な名前が考えられたとか……

最初から決めていたのは商品のイメージ。屋外でもわいわいみんなで楽しんで飲める日本酒にしたいと考えられていたそうです。

「別鶴」のお酒を手にするとまず驚くのが、瓶を覗くとイラストが見えるところです!キャッチコピーの「新しい日本酒の世界を覗こう」をラベルで表現しています。

デザインや商品名のこだわりの深さにも触れられました。

今回のイベントの感想をご紹介。ぜひ「#別鶴な夜」でSNSで検索してみてくださいね!

https://twitter.com/h54SgATBnqPPTTc/status/1504014565759414273
https://twitter.com/mwchoco22/status/1506555502674661377
https://twitter.com/gomachanIK/status/1504090428995702784

プロジェクトの想いに触れ、心が熱くなる夜

「日本酒を若い世代に知ってほしい」という想いの強さは「別鶴」のような新しい日本酒の誕生につながるのだと感じました。引き続き「別鶴」プロジェクトの活動から目が離せません。

今後も酒小町では、日本酒を気軽に楽しめるイベントを開催していきます!日本酒に興味がある方は、ぜひチェックしてくださいね。

企画協力

別鶴プロジェクト

「若い世代に、もっと日本酒を飲んでほしい」
「わたしたち自身の手で日本酒業界を盛り上げていきたい」
「別鶴」は、そんな熱い想いを抱いた
若手社員たちの声から生まれた、日本酒の商品開発プロジェクトです。

白鶴酒造株式会社
住所:〒658-0041 兵庫県神戸市東灘区住吉南町4丁目5-5
電話:078-822-8901
Webサイト:https://www.hakutsuru.co.jp/bekkaku/product/
Twitter:https://twitter.com/bekkaku_sake

酒小町制作メンバー

執筆:naoko(Twitter
企画:卯月りん(TwitterInstagram
ディレクション:関谷サイコ(TwitterInstagram
編集:うりっぽ(TwitterInstagram
バナーデザイン:下田エリ(Twitter

by
関連記事