「#スナックかんきく」開催!酒小町主催の酒蔵ツアーイベントをまるごとレポート!

こんにちは、酒小町の金子です。
先日3月21日に、なんとなんと、酒小町の初の大型イベント「#スナックかんきく」を開催しました!
定員50名で応募をしたところ、たくさんの方にご予約いただき、当日はなんと52名さま(バス定員50名さま+お車でいらっしゃった方2名さま)の方にお越しいただきました。参加してくださったみなさん、この度は本当にありがとうございました!今回は、この「#スナックかんきく」の内容をまるごとレポートしちゃいます。参加された方は楽しい思い出を振り返るつもりで、参加できなかった方は、ぜひ次回「#スナックかんきく」がまた開催できることを祈って、予習としてお楽しみくださいね。

https://twitter.com/uzuki_rin/status/1108935100895367169

寒菊銘醸へみんなで向かうバスツアー「#スナックかんきく」

お酒を飲みながら、隣り合わせたお客さん同士が自然と仲良くなれる場所、スナック。
「地元の人も一見さんもママを中心につながっていく、スナックみたいなイベントをやりたい」そんな声から、この「#スナックかんきく」の企画は始まりました。
千葉県、九十九里に蔵をかまえる寒菊銘醸がスナックのママみたいな役割で、九十九里の食や人、お客さんをつなげる。私たち酒小町は、そのスナックへみなさんをお連れする案内人になろう。そんなコンセプトで始まったこの企画。
寒菊銘醸のみなさんはもちろん、九十九里で食を通じて地域の和を広げている地元のみなさんのおかげで、無事に開催することができました。今回は、その年のお酒造りが終わりを迎え、酒蔵に春が訪れることを祝う行事「甑倒し」をかねてのイベント。
東京駅を出発して、メインイベントである蔵人、スタッフを含めた大宴会の様子まで徹底的にレポート!当日の様子をたっぷりとご紹介していきます!

朝10時に東京駅を出発!ウェルカムビールで乾杯!

当日の朝は、9時45分に東京駅の指定のバス乗り場に集合!

参加者のみなさんにはまず、酒小町のメンバーでつくったしおりと、寒菊銘醸の女将お手製のしおりをお配りしました。

バスの中から遠足は始まっています!参加者の方と、酒蔵さんと酒小町のメンバーが繋がれるように、しおりには、当日のスケジュールと似顔絵を。バスの中から、どんな人がお酒を造っているのか、わくわく楽しんでいただくきっかけにしてもらいました。

またしおりと一緒に真っ白な名札もお配りしました。名札には、みなさんそれぞれにキャッチコピーとお名前を記入していただきました。「旨い酒と肴のためならどこでも現れる?!」と書かれていた強者も…!

卯月からのイベントの趣旨や案内が一通り終わったら、ウェルカムビールで乾杯!
今回のビールは、寒菊銘醸のビールブランド『九十九里オーシャンビール』から先日発売されたばかりの『Ocean FRUITS ALE 南房総レモン』!レモンの爽やかな香りが特長のこのビール、コリアンダー入りでちょっぴりスパイシー!


みなさん、あまりのおいしさに行きのバスからテンションは上がりっぱなし!準備したおつまみを食べつつ、ビールを飲みつつ、席の近い人同士で自己紹介をしつつ、バスは九十九里へ。そして、一つ目の目的地であるソムリエファームへと到着しました。

ソムリエファームで、旬の野菜を収穫&つまみ食い♪

ソムリエファームとは、寒菊銘醸から車で20分ほどのところにある、渡邉さんご家族が営む農園です。50近くのビニールハウスをお持ちで、季節ごとの旬の野菜を栽培されています。
今回は渡邉さんご夫婦、明さんとお母さん、和代さんがアテンドするごぼうチーム(ごぼう収穫組)と、ご長男の剛さんがアテンドするセニョールチーム(スティックセニョール収穫組)に別れて、収穫体験をさせていただきました。

ごぼうの収穫はちょっぴり汚れてしまうかもとのことから、ごぼうチームの方最初は控えめ気味だった参加者のみなさんも、実際にやってみると楽しくて大盛り上がり!渡邉さんご家族が愛情をたっぷり込めて育てた野菜を収穫しました。「普段、なかなか土に触れることがないから楽しかった!」という声も。
収穫後は、アイスプラントのビニールハウスや菜の花のビニールハウスにも入らせてもらい、その場で摘んでつまみ食いするという、なんとも贅沢な体験もさせてもらいましたよ。時間帯は、ちょうどお昼時。みなさんお腹を空かせていたこともあり、思い思いに摘んで、食べて、楽しんでいらっしゃいました。

ソムリエファームでは、野菜を使ったピザ作り体験や、ルバーブを使ったジャム作り体験も行っています。詳細はぜひ、ホームページをご確認ください。

杜氏による酒蔵見学&ブリュワーによるビール工場見学

野菜の収穫体験が終わったら、旅の最終目的地である寒菊銘醸へ。
寒菊銘醸は、130年近く続く九十九里の酒蔵です。ミネラル分をたっぷりと含んだ中硬水を仕込み水として使い、飲む人の心を満たすクリアで味のあるお酒造りを行ってきました。1997年からは当時はまだ珍しかったビール事業も始め、クラフトビール業界ではけっこう老舗…?今回は、そんな寒菊銘醸のお酒造りの現場を見学させていただきました。


ビール工場のアテンドは、ブリュワーである栗田工場長。酒蔵のアテンドは、若干31歳という若さの杜氏・柳下さんと蔵人の花澤さん。
参加者のみなさんは二手に別れて、白衣を着て、頭にはキャップという格好になったら…いよいよ見学スタート!普段なかなか入ることのできないお酒造りの場に、みなさん興奮のご様子!写真撮影をしたり、杜氏やブリュワーに質問をしたりと交流を楽しんでいる方もいらっしゃいました。
その他にも女将の案内で、代々伝わる古い蔵や、酒造りをしている間に蔵人が寝泊まりするお部屋なども紹介していただきました。みなさん、普段飲んでいるお酒がどんな風に造られているのか、勉強になったご様子。

知識を仕入れると、この後に飲むお酒の味もまた格段においしくなるはず!そんな期待を持ちつつ、いよいよ今回のメインイベントの大宴会の時間となりました。

九十九里の味覚たっぷり!日本酒&ビール飲み放題の大宴会

酒蔵とビール工場の見学を終えたら、お待ちかねの大宴会!
まずは、酒小町代表の卯月によるお酒やお料理のご紹介からスタート。その後に、寒菊銘醸の女将からご挨拶をいただいて乾杯をしました!

今回の大宴会、とにかくすごいんです!日本酒は約13種類、クラフトビールも約4種類、飲み放題!そしてお料理も、九十九里の食をたっぷりと味わえるメニューをご用意しました。中には、蔵元限定酒も!みなさん自分の好きな分だけおちょこに注いで、飲み比べをされていました。
お肉料理は、食べログ4.4という驚異的な人気を誇る九十九里の隠れ家的レストラン・Ushimaruのローストポークをご用意。


大きなお肉の塊を、今回はなんと贅沢に3本もご用意し、参加者のみなさんにたっぷりと味わっていただきました!『ダイヤモンドポーク』という豚肉を使ったこのお料理。コラーゲンたっぷりの脂身とお肉の甘みが最高でした…!
お魚料理は、地元で長年愛され続けるLocalDiningTotoyaの舟盛りをご用意。
九十九里といえば、日本酒といえば…やっぱり、なんといってもお魚!ですよね。今回も、もちろん味わっていただきましたよ。新鮮なお魚を全部で10種類と、お酒のあてにぴったりななめろうを、味わっていただきました。


野菜料理は、収穫体験をさせていただいたソムリエファームのお料理をご提供。
先ほど採ったばかりの野菜を含めたサラダビュッフェはもちろん、野菜を使ったコロッケやカナッペなど、見た目もかわいいフィンガーフードをご用意していただきました。野菜を使ったオリジナルのドレッシングもとっても好評でした!

ソムリエファームからは、シェフの渡邉陽子さんも応援に駆けつけてくださり、料理のサーブをしていただきました!陽子さんは、普段は予約制の隠れ家的レストラン、タ・カシェットで、ソムリエファームで収穫した野菜を使ったおいしい料理をふるまっています。ぜひ、みなさん訪れてみてくださいね。

蔵人と勝負して景品をゲット!じゃんけん大会

宴会の後半では、お楽しみの一つであるじゃんけん大会を行いました。
ルールは簡単!参加者のみなさんは、蔵人とじゃんけん対決をします。最後まで勝ち残った一人が、景品をもらえるというもの。1回戦目は、蔵人の畠山さん。2回戦目は、蔵人の高橋さんの代わりに事務員であるキレイ目女子の早川さん。3回戦目は、寒菊で一番のおちゃらけ担当蔵人、花澤さん。4回戦目は、若干31歳のイケメン杜氏、柳下さん。それぞれ参加者の方と勝負をして、買った人には豪華な景品をプレゼントさせていただきました。
今回、1回戦目の景品を協賛してくださったのは、『Sake-Bito Guild』の名で「おちょこホルダー」を販売している後藤仙龍さん!

日本画家としても活躍される後藤さんの作る「おちょこホルダー」は、いつでもどこでもおちょこを持ち歩いて、好きな時にお酒を楽しめるというもの。おちょこのサイズにぴったりの本革製のおちょこと、中がハート柄になっているおちょこがセットになっていて、使い込むほどに味が出るんです。
今回は、1回戦目で景品としていただいた後、3回戦目でご自身がじゃんけんに勝ってしまったことから、急遽行われた5回戦目でももう一つ協賛していただきました!後藤さん、ありがとうございました。じゃんけんで勝って「おちょこホルダー」をゲットした方は、ぜひ旅のおともに、お出かけのおともに、愛用してくださいね。
2回戦目の景品を協賛してくださったのは、千葉県九十九里海岸のほど近くにかまえる工房で、ご夫婦で手吹きガラスの作品をつくる『YUGEN GLASS』さん。
美しい日の出や夕焼け、広い砂浜や青い空、海など、豊かな自然からインスピレーションを受けながら制作していて、すべて手作業で丁寧に仕上げているので、口当たりが優しく、有機的な形状が手になじむのが特徴です。

今回は、そんな『YUGEN GLASS』さんが今回のためにつくってくれたグラスを協賛いただきました。九十九里浜の砂がガラスの中に入っていて、光にあてるとキラキラと輝くステキなグラスでした!ゲットした方はぜひ、このグラスでたくさんお酒を楽しんでくださいね。『YUGEN GLASS』さん、ご協賛ありがとうございました!
その他には、寒菊銘醸の前掛けと『純米大吟醸 愛山』を景品としてご用意しました。みなさん、景品をゲットするために真剣勝負!柳下杜氏のサイン付きの『純米大吟醸 愛山』欲しさに、蔵人の畠山さんもじゃんけんに参加する姿も見られ、会場は笑いの渦に包まれました!畠山さん、柳下さんのサインがよっぽど欲しかったみたいです…。
景品をゲットされたみなさん、おめでとうございます!

じゃんけん大会終了後も宴会は続き、寒菊の蔵人もスタッフも、酒小町スタッフも全員参加で大盛り上がり!参加者のみなさんと寒菊のスタッフが一緒になってお酒を飲み、楽しく話す場面があちこちで見られました。


そうして、あっという間に宴会の時間は終わりを迎え、最後は全員で記念撮影をしました。見てください、この写真!みなさん、とっても楽しそうです。最前列で寝そべっているのは、蔵人の花澤さん!写真を見ると、楽しかった思い出が蘇ってきますね。

もちろん、帰りのバスの中でも寒菊銘醸から譲っていただいたお酒や、それぞれお土産として買ったお酒などをみんなで楽しみ、全員で盛り上がったのは言うまでもありません…。
酒小町にとって、初めての大型イベントだった「#スナックかんきく」。至らないところもたくさんあったと思います。
そんな中で、私たち酒小町と寒菊銘醸のスタッフたちの中で決めたことは、”みんなが楽しむことが一番!”、これだけです。この思い、参加者のみなさんに届いたことを願って、レポートを終わりにしたいと思います。参加者のみなさん、寒菊銘醸のみなさん、九十九里のみなさん、本当にありがとうございました!

酒小町では、今後もこのようなイベントを開催していきます!こんなイベントに参加してみたい、コラボしてみたい、そんなご意見もお待ちしています。ぜひ、次回もお楽しみに。

企画協力

合資会社 寒菊銘醸

住所:〒289-1532 千葉県山武市松尾町武野里11
電話番号:0479-86-3050
Web:http://kankiku.com/
Twitter:https://twitter.com/kankikumeijo
Instagram:https://www.instagram.com/kankikumeijo/

ソムリエファーム
千葉県山武市小松4036
https://watanabeyasai.jimdo.com/

タ・カシェット
千葉県山武市小松4036
https://watanabeyasai.jimdo.com/ta-cachette/

Ushimaru
千葉県山武市松尾町木刀1307-2
https://ushimaru.biz/

LOCAL DINING TOTOYA
千葉県山武市松尾町木刀1340-1
http://www.s-r-totoya.com/totoya/

YUGEN GLASS
http://yugen-glass.com/

Sake-Bito BUILD(オンラインショップ)
http://www.sake-guild.com/?fbclid=IwAR1f3Sg3CXTu_7Awh0-ThDRLe8Br0h2H0YHqSDegGgB7KERs880J8fkaUxU

酒小町制作メンバー

企画:酒小町
ディレクション:卯月りん(TwitterInstagram
デザイン:目黒水海(Twitter
執筆:金子摩耶
撮影:中嶋桃子

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