簡単おいしい酒粕レシピ『たっぷりきのこの豆乳グラタン』
近年、店頭でも発酵食品として販売され、度々話題にのぼることも増えてきた酒粕。
栄養価の高い優れた食品で、美容や体質改善、ダイエットに役立つと聞いたことがある方もいらっしゃるのでは?
酒粕ってなに?体にいいの?どういうふうに調理するの?…などなど、酒粕についてのお話と、簡単おいしい酒粕レシピをご紹介します。
今回は、ダイエットの味方!酒粕でコク増し!『たっぷりきのこの豆乳グラタン』です。
酒粕ってなに?
酒粕とは、日本酒造りの時にできる副産物で、いわゆる「搾りかす」のことです。
原料の米(蒸米)に、酒母、麹、仕込み水を入れ、糖化と発酵でもろみを作り、圧力をかけて絞ると日本酒ができます。そこに圧縮した後に残る白色の固形物が酒粕です。
最近は発酵食品の一つとして販売され、たびたび話題にのぼることも増えてきましたね。
酒粕のパワー
酒粕には、米が発酵されてできた栄養素が600種類も含まれており、成人病予防や体質改善、美肌効果があるといわれています。
その他にも、食物繊維やナイアシン、葉酸も豊富で栄養価が高く、健康を気遣う人はチェックしておきたい食材ですね。ただし、酒粕は微量のアルコールが含まれているので子どもや妊婦さん、そして車や自転車の運転をされる方は注意してください。
今回は、酒粕の整腸や便秘解消の健康効果に期待して、ダイエッターに嬉しいメニューを考えてみました。
ダイエットの味方!酒粕でコク増し!たっぷりきのこの豆乳グラタン
【材料】
・えのき 1/2
・しめじ 1/2
・まいたけ 1/2
・玉ねぎ 1/2
・ベーコン お好み
・パセリ お好み
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・豆乳…400cc
・酒粕…大さじ2杯
・塩こしょう…適量
・顆粒コンソメ…小さじ1杯
・パルメザンチーズ…適量
※薄力粉…適量
【作り方】
①ベーコンは食べやすい大きさにスライスし、玉ねぎは薄切りに切っておく。
きのこ類(えのき、しめじ、まいたけ)は石づきを取り除き、小房に分けてほぐしておく。
オーブンを180度設定して予熱開始。
②豆乳に酒粕を溶かして塩こしょうと顆粒コンソメを入れる。
※酒粕が溶かしにくければ、レンジで1〜2分豆乳をあたためると◎
③フライパンにベーコンを炒めながら油を出し、その油で玉ねぎスライスを炒めます。
しんなりしてきたら、きのこ類(えのき、しめじ、まいたけ)を入れて炒めましょう。
④③に②を少しずつ入れてながら、とろみが付くまで混ぜ合わせる。
もし、それでもとろみがつかなければ、薄力粉を少しずつ足していけばOK
⑤耐熱皿(グラタン皿)に④を入れてパルメザンチーズを振りかけ、
表面がきつね色に焦げ目がつくまで、オーブンを180度で約20分ほど焼く。
⑥オーブンにパセリをお好みで振りかけて完成!
発酵食品の力をダイエットの味方につけよう!
今回のレシピにおいて酒粕は、あっさりした味わいの豆乳にコクをつけるだけでなく、とろみをつけるための薄力粉の役割も担っています。
また、酒粕の整腸や便秘解消の健康効果ももちろんですが、きのこによる脂肪吸収の抑制や糖質の分解・代謝も期待できます。
今回、筆者がダイエット中なのでマカロニは使用しませんでしたが、玉ねぎと3種類のきのこにより、ボリュームたっぷりで、とても食べ応えがありました。
ダイエット中でもグラタンが食べたくなったら、ぜひこのレシピを試してみてくださいね。
本記事は、食を通して、女性の理想の暮らしを応援する『食べるプラス』に、酒小町が寄稿した記事を転載しています。
企画協力
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「日本酒を、もっと身近に」をコンセプトにした日本酒メディア&コミュニティ「酒小町」の編集部です。 メンバーは20代から30代。
お酒好きをキッカケとして入ったメンバーが、職場や家庭では出会えないメンバーと出会ったり、自分の得意なことに気づけたり、自分のやってみたい!を叶える企画を立ち上げたり、凹凸を補いあいながら楽しめる場所です。
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