前回好評の小杉湯(高円寺)とのコラボ企画『酒小町甘酒フェスト Vol.2』開催!
好評につきコラボ第二弾が実現!
どうも、酒小町メンバーのやのしんです。
たいへん嬉しいことに、前回レポートを書かせてもらった小杉湯とのコラボ企画『甘酒フェスト』が好評につきVol.2の開催が実現し、再びレポートさせてもらうこととなりました。
前回は冬の寒い中での開催でしたが、今回は7月中旬の、最高気温が37℃を記録するようなバイオレンスな猛暑の中での開催です。
甘酒は夏の飲み物?!
甘酒というとホットで飲むイメージが強いので、「夏場に甘酒はミスマッチでは?」と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、ノンノンノン。実は甘酒は古くから暑気払いの飲み物としてお祭りなどで振舞われており、夏を表す季語でもあるのですよ。
また、伝統文化的な観点からだけでなく、栄養学的な観点からも甘酒が夏場に有用であることはちゃんと説明がつくのです。甘酒にはビタミンB群・必須アミノ酸(全9種)が含まれているのですが、ビタミンB群は疲労回復を、必須アミノ酸は疲労軽減を促してくれるのです。(他にも色んな効果があるので、気になる方は下記の記事をご覧ください!)
現場レポート!
さて、うんちくは程々にしてレポートに取り掛かりますが、今回の『甘酒フェスト Vol.2』は以前と同じ甘酒の試飲販売・酒粕風呂に加えて、特別企画の飲食イベントも開催されました。僕はそのイベントには参加出来なかったのですが、若い方が多く来られて大盛況だったようです。
銭湯の現場はどうだったかというと、「マジ暑すぎて限りなくDEAD!」という日が続いたので、甘酒を飲んで熱中症予防してALIVEをサポートするには最適なタイミングだったと思います。
商品ラインナップは前回同様、甘さが特徴の「花の舞酒造」、スッキリ感の「千代むすび酒造」、お米の粒感が残る「宝山酒造」の3種類の米麴甘酒と、皆がよく知る甘酒の風味を持つ「KIKKA」という酒粕甘酒のスムージー、そして「SAKEICE」という日本酒入りのアイスです。
軒先で試飲販売スタッフ体験!
今回も軒先で試飲販売を行っていたのですが、僕も時間があったのでせっかくの機会ということでスタッフ体験をしてきました。
僕らが冷えた甘酒の試飲を勧めると、「え、冷たい甘酒なんてあるんですか?」と驚かれる方が割と多かったのがとても印象的でした。加えて「これから運転するのでやめておきます」などといった、「甘酒はアルコール飲料」という誤解も多かったです。
そして実際に試飲して頂いたほとんどの方が、それぞれの味の違いに驚かれていました。甘酒を比較する体験が初めての方が多かったのでしょうが、僕自身も日本酒にハマらなければそれに気付かないままだったので、納得のリアクションでした。
そういう甘酒の正しい認知のためにも、こういった企画を続けていくことは有意義だなと感じました。
全種類試飲で新たな発見が!
僕自身も改めて全種類飲み比べたのですが、面白いのは、前回試飲したときに一番好みだったのは宝山酒造の甘酒だったのに、今回一番美味しいと感じたのは花の舞酒造のものだったことです。
推測ですが、前回は冬で体のエネルギー消費も少なかったのでスッキリした味わいの宝山酒造がフィットしたけれど、今回は猛暑でエネルギー消費も多く体が疲労回復を欲していたので甘みの強い花の舞酒造のものがフィットしたのかなと感じました。
もしかしたらですが、そうやって体のコンディションによっても好みというのは変わってくるのかもしれません。
初体験の「SAKEICE」も絶品!
また、今回は前回食べ損ねてしまった「SAKEICE」も食べることが出来ました。1個550円となかなか気合いの入った値段なので、味の合格点のハードルも自然と高く設定していたのですが、食べてみたところ大変に美味でした!
今回はチョコレート味を選びましたが、口当たりが非常に滑らかで、品のあるチョコの風味に日本酒の香りと味わいが重なって美しいハーモニーを奏でて、とても高貴でオトナなテイストを創り出していました。本当に美味しかったので、日本酒が好きな人でまだ試したことがない方はぜひ一度試してもらいたいです。(アイスそのものが好きな方もぜひ)
安定の交互浴の心地よさ!
そして、もちろん交互浴の聖地である小杉湯に行ったからにはお風呂も堪能したわけですが、僕が訪れた三連休の最終日の昼間は今まで訪れた中で一番空いている時間帯でした。
スタッフさんいわく、三連休は基本的にお客さんが普段の休日よりやや少なめになるらしく、最終日に限って言えば夕方以降にお客さんが集中するとのこと。空いてる小杉湯を利用したい方はメモっておきましょう。
ちなみに、小杉湯のnoteでも混雑の度合いを集計した記事があるのでよければこちらもチェックください。休日は10:00-16:00と、かなり長い時間帯で静かなお風呂が楽しめるそうです。
▼参考記事
小杉湯は「いつも混んでる」って、ほんと?
浴室には前回同様、甘酒や酒小町に関する冊子が設置されていたり、壁面にPOPが掲示されていたりして、お客さんがお風呂に入りながらそれらを眺めてくれていました。
熱湯に投入された酒粕は心地よい日本酒の香りを生み出してくれていました。まるで温められた甘酒の中にいるような不思議な感覚。その後で小杉湯自慢のミルク風呂に入ると、ミルクと酒粕の香りが見事にマッチして、唯一無二の素晴らしい香りを堪能することが出来ました。
至極のバスタオルと畳の癒し空間!
熱湯と水風呂を往復する交互浴もはかどり、スッキリした気分で脱衣所に上がってレンタルしたバスタオルに体を包むと、それはもう至極の肌ざわりでした。
小杉湯のバスタオルはイケウチオーガニックという良質なブランドのものですが、肌ざわりの良さに加えて、独特の温もりがあることに今回初めて気付きました。温められた状態で渡される訳ではないのですが、表面がふわふわしているのでそこに温かい空気が溜まるのではないかと推察されます。
これを体験した後に自宅や他施設のいくつかのバスタオルを使って確認しましたが明らかに温もりが違ったので、ぜひ皆さんも体験してみて頂きたいです。
また、休憩所には畳スペースが新設されていて、しかも床にゴザが敷かれているのではなく、縁に腰かけて座れるように高さを出した造りになっていました。より多くの人が座れるように工夫されているのだなぁと感心してしまいました。
こういった利用者側、店舗側の両面にとってプラスになるような施策をしっかり考えて形にするところが実に小杉湯らしいなぁと思いました。
ぜひ皆さんも甘酒にチャレンジして下さい!
そんなこんなでボリューミーなレポートになってしまいましたが、要するに「甘酒フェストはVol.2も大盛況でした!」ということです。その臨場感を、少しでもこの文章から感じて頂けたら幸いです。
そしてよかったらスーパーで売っている甘酒を飲んでみて欲しいですし、酒小町への入会を検討してもらいたいですし、小杉湯に交互浴をしに行ってみて欲しいです。
こちらをお読みの皆さんの声がリアルに僕らの活動に反映されるので、ぜひ何かしらの感想をSNSなどで教えて下さい!(その際はハッシュタグ「#酒小町」で!)
今後とも酒小町と小杉湯、そして甘酒をどうぞよろしくお願いいたします!
コラボ銭湯
小杉湯(高円寺)
https://kosugiyu.co.jp/
提供酒造・会社
花の舞酒造株式会社
https://hananomai.co.jp/千代むすび酒造株式会社
https://www.chiyomusubi.co.jp/株式会社doki doki(KIKKA)
http://doki-2.com/宝山酒造株式会社
https://takarayama-sake.co.jp/株式会社えだまめ(SAKEICE)
https://eda-mame.jp/
酒小町制作メンバー
執筆:やのしん(X/note)
企画・ディレクション:いわばみずき(X)
撮影:まな(Instagram)
編集:sion(X)
甘酒記事監修:ダイゴ|社会福祉士×唎酒師・日本酒学講師=Sake Social Worker(note)
グラレコ:山脇 英明 (やまちゃん)(X/Instagram)
日本酒コミュニティ「酒小町」
20代から30代の「お酒の場と、交流が好き」な人たちが集まる日本酒コミュニティ『酒小町』。
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