結婚式にかわいい日本酒バーが登場!酒小町が参加してきましたよ
秋晴れの9月のよき日、とあるカップルが結婚式を挙げました。
結婚式でよく飲まれるお酒といえば、ビールやワイン。日本酒好きなカップルは、披露宴で和装で鏡開きをするなど、日本酒を振舞うこともありますが、洋装で日本酒を振舞うカップルはなかなか少ないのではないでしょうか。
今回は酒小町に「ウェディングパーティーで日本酒をふるまいたい」とのご相談があり、出張ポップアップバーとして、お祝いの席にお邪魔してまいりましたので、その様子をお伝えいたします。
ヒアリングと現地確認
今回嬉しい依頼をしてくださったのは、原宿にある会社にお勤めのUさん。
ウェディングパーティーに来てくださる方に、ただ日本酒を振る舞うのではなく、それぞれの日本酒にはどのような特長があるのか、どのような思いで作られた日本酒なのか、説明を聞きながら飲んでもらった方が、より興味がわき、おいしく楽しんでもらえるのでは?との想いがあり、今回ご相談くださいました。
当日の様子とお酒のラインナップ
当日は、酒小町の卯月と目黒がポップアップバーとして結婚式に出店!
事前にヒアリングした、お二人の故郷の日本酒を1本づつ。そして新郎新婦のご要望であった、「造り手のストーリーがある蔵」の日本酒を2本ご用意。お二人の門出にふさわしい日本酒を計4本セレクトしましたので、ご紹介いたします!
Abysse 花の舞酒造 (静岡)
まずこちら、新郎の故郷 静岡県で造られた、花の舞酒造の「Abysse」。
どんな料理にも合う、深みのある日本酒です。通常の「日本酒酵母」ではなく、「ワイン酵母」を使用することで、柑橘類にも似たフレッシュで複雑な香りを楽しむことができる、華やかな1本。
花巴 水酛純米無濾過生原酒 美吉野醸造 (奈良)
新婦の故郷、奈良県で造られた、美吉野醸造の「花巴 水酛純米無濾過生原酒」。室町時代から続く「水もと造」という醸造法でつくられた、奈良独自の地域特性のある濃厚な純米酒。ほんのりと甘く、ヨーグルトやチーズのような乳酸系の香りと、お米の旨みがしっかり感じられる爽やかな一本。
SORAH 千代むすび酒造 (鳥取)
「美しいオーロラ」「朝焼けの星」のような美しく澄み切ったイメージを目指し造られた、鳥取県千代むすび酒造の「SORAH(そら)」。
特別なハレの日に飲むのにぴったりなスパークリング清酒です。
原料に使われている米も米麹も鳥取県産で、仕込み水は地元中国山系のやや軟水を使用し、低温でゆっくり発酵して造られた、添加物や炭酸ガス不使用のこだわりの1本。
R20 二十歳に飲むお酒 DOOR INTO SAKE 無濾過生原酒 三芳菊酒造(徳島)
最後にご紹介しますのは、はラベルとストーリーからセレクトいたしました、徳島県三芳菊酒造「R20 二十歳に飲むお酒 DOOR INTO SAKE 無濾過生原酒」。蔵元が「娘が二十歳になったら飲んでもらいたい」との想いを込めて作った1本。徳島産の山田錦を100%使用して造られた、トロピカルな香りとすっきりとした味わいはの日本酒は、人生の新しい門出にぴったりです。
緊急企画!ドレスコードの花を持ってカメラマンによる記念撮影
結婚式は大切なゲストが一同に集まる貴重な機会。この日のドレスコードが花だということを伺い、プロのカメラマンによる参加者の写真の撮影をご提案いたしました。
みなさんもってきていただいたお花と一緒にパチリ!
笑顔がとても素敵です!
ハッピーウェディング!結婚式に日本酒ってあり!
新婦のUさんの依頼から生まれた、今回の日本酒ポップアップバー。
酒小町としても初めての試みでしたが、ふだんは日本酒を飲まないという方にも気軽に楽しんでいただけたようで、大変嬉しかったです。
日本酒は古くより、冠婚葬祭や人生の節目に寄り添ってきた大切な存在。
結婚式に日本酒ってやっぱりアリ!
洋装・和装など式のスタイルに囚われず、日本酒がみなさんのしあわせな時間に寄り添える存在でありますように。
企画協力
花の舞酒造
住所:〒434-0004 静岡県浜松市浜北区宮口632
電話番号: 053(582)2121
https://www.hananomai.co.jp/
千代むすび酒造
住所:〒684-0004 鳥取県境港市大正町131
電話番号:0859-42-3191
http://chiyomusubi.co.jp/
美吉野醸造
住所:奈良県吉野郡吉野町六田1238番地1
電話番号:0479-86-3050
営業時間 : 9:00~17:00
http://www.hanatomoe.com/
三芳菊酒造
住所:〒778-0003 徳島県三好市池田町サラダ1661
電話番号:0883-72-0053
https://miyoshikiku.shop/
企画・執筆
企画:酒小町 卯月りん 目黒水海
会場:We works
デザインナー:目黒水海
カメラマン:彦坂公喜
テキスト:池田ごま