「二日酔いの朝のスープ」菜の花と帆立のスープ

「今日はほどほどにしておこう」

そう思って飲み会に向かうのに、ついつい飲みすぎてしまうのが酒飲みのさが。

気怠い中でも簡単につくれる、お酒が残る体にやさしく染みる『二日酔いの朝のスープ』を野菜ソムリエいけごまがご提案します。

二日酔いの朝、春の苦みを味わう「菜の花と帆立のスープ」

「春の皿には苦みを盛れ」という諺をご存知ですか?

苦みを持った春野菜は、老廃物を解毒したり、新陳代謝を促す効果があるといわれています。冬の間に貯めこんだ余分なものを、春野菜が体の外に出してくれるという寸法です。

旬の野菜には、その季節の体に必要な栄養素が豊富に含まれているんですね。

今回のスープは、春野菜の「菜の花」を使った中華風のレシピ。

ビタミンCやカロテン、カルシウムなど豊富な栄養素を持つ春野菜「菜の花」のスープで、二日酔いの体をデトックスしましょう。

苦み香る!「菜の花と帆立の旨味中華スープ」

春野菜の菜の花と帆立缶を使った中華スープ。

手軽ながらも帆立缶を使うことで、ぐっと旨みが増しますよ。

材料

  • 菜の花…1/2束
  • 帆立缶…1缶
  • 卵…1個
  • 水…400g
  • 鶏ガラスープの素…45g
  • 酒…400g
  • 醤油・ごま油…お好み

作り方

  1. 菜の花を洗い、根元の固い部分を切り落とし、半分の長さに切る
  2. 小鍋に水、鶏ガラスープの素、酒、帆立缶を汁ごと入れて煮立たせる
  3. 菜の花を加え、色が鮮やかになってきたら溶き卵を入れて蒸らす
  4. 醤油、ごま油を回し入れて完成

二日酔いの朝、体に染みわたる!菜の花で抵抗力をUPさせて季節の変わり目を乗りきる

春の香りと帆立の風味が効いたスープは、ご飯をいれて軽めの朝食にもおすすめ。

菜の花には、ビタミンCの他、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウム、鉄分などさまざまな栄養素が含まれています。

栄養はスープに溶けだしていますので、ぜひ丸ごと味わってくださいね。

環境の変化もあり、なにかとストレスや疲れがたまりやすい春。

ついつい飲みすぎてしまったり、いつもより体調が崩れやすくなってしまう方もいると思います。

そんな時は、旬のお野菜をいただいて美味しく体をリセットしてくださいね。

本記事は、食を通して、女性の理想の暮らしを応援する『食べるプラス』に、酒小町が寄稿した記事を転載しています。

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執筆・撮影:いけごま(Twitter / Instagram

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