一歩を踏み出す勇気が人生を大きく変える。元NMB48高野祐衣がアイドルから日本酒のプロにキャリアチェンジした方法とは

前回は日本酒との出会いから、好きを仕事にするための武器として『SAKE DIPLOMA』を取得するまでのお話をうかがいました。

「武器を持つことが自信に」元NMB48高野祐衣が、好きを仕事にするために選んだ日本酒の魅力とは – 酒小町

今回はアイドルからタレント、そして日本酒のプロにキャリアチェンジするまでの道のりや葛藤を更に深掘りします!

高野さんが武器を手にするまでの道のりには、自分探しやキャリア形成へのヒントがたくさんありました。

スキルアップのために加入した吉本坂46

ーーーー 芸人やアーティストなど、バラエティに富んだメンバーで構成されている吉本坂46ですが、入ろうと思ったきっかけはあったのでしょうか?

高野:吉本坂46は、NMB48を卒業して4年後にオーディションを受けました。
ちょうど自分のキャリアについて悩んでいたころで、やったことのないお仕事をたくさんやって引き出しを増やしたかったんです。

第一線で活躍する芸人さんたちとお仕事をしていくなかで、自分のスキルを上げられるかなと思って。

アイドルがやりたかったわけではないので、今もアイドルをやっている感覚はあまりないかな。
一応アイドルグループなんですけど、いろいろな活動ができるところに吉本坂の魅力を感じています。

芸人さんとお仕事をする機会が増えて、お笑いも身近に感じられる場所にいるので入ってよかったです!

日本酒を武器にするまでの葛藤

 高野:NMB48を卒表したあとはアイドルだったことが武器になると思ってたんですけど、だんだん違うのかもって思い始めて。

そのあと何年も「自分には何があるんだろう、自分の武器ってなんだろう」って考えてました。

私は自分の好きなことしかできないタイプだから、とりあえず武器になりそうなことをやってみるっていうのもできなかったんですよね。

マネージャーさんと一緒に何が武器になるか考えたりしても、なかなかコレ!っていうのが出てこなかったんです。

運動が好きなのでスポーツやトレーニングも試してみたんですけど、ちょっと違うな〜と思ったり、続かなかったりで。

 ーーーー そこからどうやって「日本酒を武器にする」という答えにたどり着いたのでしょうか?

 高野:いろいろやってみても違うなってことが続いたので、いったん立ち止まって「まずは自分にとことん向き合おう」と思ったんです。

私がシンプルに「好きなこと」と「続けられていること」ってなんだろう?ってじっくり考えたときに「日本酒だ!」って気がついて。

自分にも「好き」が続けられるものがあるんだって、初めて思えたのが日本酒でした。

日本酒を武器にしよう!って決めてからは、唎酒師の資格を取ったり今回のSAKE DIPLOMAを取ったりして、だんだん ”高野祐衣=日本酒” というイメージもついてきたかなと思ってます。

今はもう、仕事でもプライベートでも日本酒はなくてはならない存在ですね。
私から日本酒を取ったら何もなくなっちゃうんじゃないかと思うくらい(笑)。

自分を信じて、まずは一歩を踏み出す!

ーーーー 自分に向き合う勇気がなかったり、自分の「好き」に気づいても行動を起こせなかったりする方も多いと思います。キャリアについて悩んでいる方にアドバイスを送るなら、どんな声をかけますか? 

高野:私もすごく悩んだので、気持ちはよくわかります!

NMB48を卒業してタレントになったときは、まずは「タレントって何!?」ってところから始まったし。
タレントとして何をしたらいいのか、どこへ向かえばいいのかわからなくて迷走したこともあります。

ライザップ主催のベストヒップコンテストという大会で初代グランプリになれたので、そのままヘルシー系の路線でいこうとした時期もあったし、ボルダリングでいこうとした時期もあったり(笑)。

そうやって悩みながらもまずは一歩を踏み出して、いろいろなことをやってきたからこそ、日本酒に関わる仕事が純粋に楽しいって気づけたんだと思います。


高野:やる前に向き・不向きなんて分からないと思うんです。

何でもやってみないとわからないから、とりあえずやってみる!
やってみて違うなと思ったら次に行けばいい。それくらいの気持ちでいいんじゃないかなって。

ーーーー なかなか一歩を踏み出すまでに至らない方も多いなか、何にでも果敢に挑戦してきたのは素晴らしいですね。

 高野:私は 結構「なんとかなる! 」の精神で行っちゃうタイプなんです。ノリで生きてるのかな(笑)。

SAKE DIPLOMAの試験もNMB48のオーディションも、良い意味で軽いノリというか「やってみよう!」くらいの気持ちで挑戦しました。

今キャリアで悩んでいる方は、まずはどこでもいいので一歩を踏み出す勇気を持ってほしいですね。
その一歩が、この先の人生を大きく変える一歩になるかもしれないので。

日本酒と一緒に築く「私だけのキャリア」

ーーーー 挑戦を続けてきた強さを持つ高野さんですが、今後はどのようなキャリアを進んでいきたいですか?

高野:一緒にアイドル活動をしていたメンバーは、結婚して仕事を辞めている人もいます。

アイドル活動は確かに結婚との両立は難しいかもしれないんですが、日本酒は結婚しても子供がいてもずっと続けていけそうですよね。

年代によって感じる味わいや表現も変わったりするだろうし、家庭を持ったとしても両立してキャリアを積んでいきたいと思っています。

あとは吉田類さんと一緒に飲んでみたいですね(笑)。
資格や知識を活かして、上の世代の方とも日本酒の話で盛り上がってみたいなと思っています。

若い世代に対しても同世代として日本酒の魅力をアピールできるし、私が日本酒のためにできることはいろいろあると思うので、なんでもやっていきたいです!

ーーーー 具体的に資格を活かしてやってみたいことはありますか?

高野:「どういう日本酒を置けばいいのか悩んでいる」というお店に、日本酒を提案するお仕事を考えたことがあります。
お店の雰囲気やお客さんの層、お料理に合わせてベストな組み合わせを提案する感じです。

日本酒を広めるイベントをするために、地方にも行ってみたいな。

日本酒の魅力をきちんと伝えられるSAKE DIPLOMA・高野祐衣としての仕事もどんどんやりたいですね。
でも資格に縛られすぎずに、ただの日本酒好きなタレントとしても発信していきたいと思っています。

ーーーー 最近始めたYouTubeは、どちらかというと「タレントとして」の発信になりますか?

高野:そうですね。YouTubeは、あえて「SAKE DIPLOMAの高野祐衣です!お酒を教えます!おすすめはこれです!」という内容にはしたくなくて。

日本酒へのハードルを下げたいので、等身大の女の子がただただ飲んでいる日常を届ける動画にしています。

高野祐衣YouTubeチャンネル『祐衣の酒』
(高野さんの飲みっぷりはもちろん、登場する美味しそうなお酒やおつまみにも注目です)

資格を活かしながら何にでも挑戦して、いろいろ発信して。
私だからできることで、私だけのキャリアを作っていきたいですね。

大切な相方、日本酒の魅力を伝えていく

ーーーー 高野さんにとって日本酒とはどのような存在ですか?

高野:大切な相方という感じです!

「高野祐衣=日本酒」と言ってくれる人がいたり、お酒に関する相談をしてくれる人がいたり。あとはSNSでお酒関係のお仕事の方と繋がることもあって、そんなことが自信に繋がっています。

日本酒と聞いて私をイメージしてもらえるのはすごく嬉しいです!
「イメージしてくれた方をがっかりさせないように、もっと頑張ろう」と思いますね。

美味しいと思う気持ちに性別も年齢も国境も関係ないし、日本酒には可能性がたくさんあると思います。
自信をくれた武器であり、大切な相方でもある日本酒の魅力を、これからもしっかり伝えていきたいです!

「なんとかなる」を合言葉にキャリアチェンジ

私たちと同じように悩み、挑戦し続けた先に、自分だけの武器を手に入れた高野さん。
「なんとかなる」を合言葉に、まずは一歩を踏み出す大切さを教えてくれました。

吉本坂46のメンバーであり、唎酒師で、SAKE DIPLOMA。
そしてひとりの日本酒好きタレントとして、幅広く日本酒の魅力を発信しながらキャリアアップしていく高野さんから今後も目が離せません!

本編には今回で終了ですが『高野祐衣が日本酒を作るならこんなお酒!』を番外編として近日公開予定ですのでお楽しみに。

タレント 高野祐衣のプロフィール

大阪府出身のタレント。吉本坂46のREDとして活躍中。日本酒の魅力に取りつかれ、唎酒師とSAKE DIPLOMAの資格を取得。「ゆいぽん酒処」というイベントを隔月で実施。自身が呑んだ日本酒の飲み心地や味わいをノートにつけるなど、「呑む」だけではなく「日本酒」の魅力を追求・発信している。

Instagram:@yuipooon12_06
Twitter:@yuipooon12_06
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCkLYt2_Vt2oBcdS6DhwIX4A

企画協力 / 提供

吉本興業株式会社

住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿5丁目18番21号 旧新宿区四谷第五小学校
電話番号:03-3209-8300
https://www.yoshimoto.co.jp/

企画・執筆

企画:酒小町、卯月りん 
編集:成澤綾子
カメラマン:樋口代華
ライター:阿部 真莉映

by
関連記事